| セミナーのタイトル変更のお知らせ
新セミナータイトル
「 選手とクラブの利益を生み出す選手エージェントビジネス
」
◆タイトル変更の理由
世界中のクラブは、市区町村レベルの地域名のクラブが圧倒的多数で、各国ビッグクラブやJクラブに見られる都市名クラブは少数派です。
これは、ジュニア世代からユースまで地元出身選手の教育とフットボール指導で最高の見本となって地域に愛され、ファンを獲得していくのが、本来のクラブ経営の核となる組織形態です。
さらに、地元選手のトップ昇格は、地域の大きな話題であり、集客に直結する重要なファクターとなります。
Jリーグは、1993年の開幕準備段階から、プロリーグ存続を重視して、選手の移籍に規制を設けてクラブの選手確保を容易にするなど、クラブ保護目的のルール体系でスタートしました。
また、「百年構想」と「地域密着型クラブ」を謳いながらも、ユース以下の選手育成をおざなりにしたまま、トップチーム重視のクラブ・リーグ経営を続けてきました。
鹿島、G大阪、川崎などはトップチームのスタイルを確立しつつ安定的な常勝クラブとなりました。G大阪、広島は、独自の方法で育成下部組織をトップチームと連動させて、ルールに合わせてクラブユース出身選手の出入りを考慮した安定的な経営を実現しています。
但し、J1、J2合わせれば、トップチームのコンセプトが定まらないクラブが大半であるのは、世界一般に見られる下部組織との連動型クラブ経営の基盤が脆弱であることが大きな要因であると考えています。その結果、Jクラブの大半が、世界でも珍しいジュニア(小学生)世代のスクール開催を軸に、フットボールの普及義務を果たしています。
これらの準加盟、加盟クラブが各々独自の育成の下にプロ選手を輩出し始め、日本地域型クラブのモデルケースとなっていけば、日本フットボール界は活性化していくはずです。
弊社もJ開幕年度に北澤豪選手のマネージメント業務を手掛け、翌年に法人を設立してJリーグと共に歴史を歩んできました。弊社代表の田邊伸明が1999年に選手エージェントの資格を取得したことを契機に業務の核をプロダクション業務からエージェント業務へ移行しました。前述の通り、その当時は、クラブ保護目的のルールにどっぷり浸かったJクラブは、その特殊性を認識しているはずもなく、選手契約は終身隷属雇用と錯覚するほど権利が限定された状態でした。弊社は、そのような状況を憂い、選手代理の立場から不公平ルールの改善、国際ルールであるFIFA規約への変更・改善を訴え続け、選手エージェントの公的認知目的と合わせて2006年よりセミナーを開催しました。
弊社が選手エージェントを主業務とする経営に切り替えた時代は、Jリーグ存続を重視したクラブ保護目的の国内ルールを盾に、クラブはクラブ主導の契約を繰り返していました。そのようなクラブ保護を目的としてルールに憤りを感じて、選手の権利を守る立場から選手エージェント活動に邁進してきました。しかし、最大の難関であった国内移籍金ルールがFIFAルールへ移行したことを契機に、実際には選手代理の立場でクラブと交渉を行っても、最終的には選手とクラブの利益のバランスを考え、両者の利益が合致する地点て契約合意となり、ここ数年の選手契約の業務はスムーズに進行し始めていると実感しています。2000年からスタートしたJクラブ財務情報開示、2010年のTMS(トランスファーマッチングシステム)導入によって、クラブ経営と選手契約の内容がディスクローズされていけば、移籍市場、選手契約交渉は加速度的に世界標準に近づいていくに違いありません。
また、世界標準に近づいていく流れにおいては、「プレーヤーズファースト」の精神は永遠に不滅ではありますが、欧州各国リーグのように、クラブの代理として活動するエージェント業務が増加していくことでしょう。
そこで当社では、このような背景を鑑み2006年からスタートした「選手を支えるフットボールセミナー」をリニューアルし「
選手とクラブの利益を生み出す選手エージェントビジネス 」として2011年9月より開催していく所存でございます。
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